2012年2月18日土曜日

東京の雪

東京の雪
昨夜、新橋で雪を見ました。

実は東京で雪を見るのは初めてでしたので、個人的にはちょっとだけ珍しい体験でしたね。
ちなみに今年、8日目の雪だそうです。

今日は最低気温の予報が5度ということで、ニュースでは「ちょうど冷蔵庫の中のよう」というコメントでした。まあ寒いという表現なのだと思いますが、北海道民のわたしにとっては「少し暖かいね」と言ってしまいそうです。
(北海道民が寒さに強いのではなく、慣れの問題だと思いますが・・。)

チラチラと降るくらいなら情緒もあってよいのですが、少しまとまって降ると雪に対する準備ができていない東京は混乱してしまうのでしょう。

消防庁は、昨年11月以降の雪による死者が16日で103人に上ったと発表しました。
(読売新聞の記事の抜粋です。)

死者が100人を超えたのは、昨冬(計131人、2010年11月~11年3月)に続いて2年連続で、戦後6番目に多い。今週末も日本海側で雪が降り続く見込みで、このまま推移すると、「平成18年豪雪」の死者数(計152人、05年12月~06年3月)に迫る可能性がある。

今冬の死者103人のうち、78人が屋根の雪下ろしや除雪作業中で、落雪による被害は17人、雪崩に巻き込まれたのは4人。67人が65歳以上だった。

都道府県別では、新潟23人、北海道21人、山形15人、青森と秋田が各12人など。住宅被害は全壊3棟、半壊5棟。これまでに青森、山形など2県16市10町2村が災害対策本部を設置した。


雪は札幌に住むわたしたちにとっては、当たり前で生活そのものという感覚で雪を受け入れています。しかし、雪に万全に思える北海道でも、今年は岩見沢市が大雪に見舞われ社会生活に支障をきたす事態となったり、札幌市でも除雪費用が市の財政を圧迫していると聞きます。

こんな話だけだと、北海道に冬はさぞ厳しいと思われてしまいそうですが、札幌は降雪量がそんなには多くありませんので、豪雪地域の雪と闘うという感じとは違いますね。

しかし、毎年雪が降るとどうしてもマイナス的に考えてします。「あ~、今年も雪が降るか」って。
雪とのよい付き合い方といいますか、もっとプラス思考にできる何かがあれば、ホントよいと思いますね。スキーや「さっぽろ雪まつり」のような観光資源としてだけではなく、地元の子供たちが雪国に住んでいて誇りに思えるような。



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